桂離宮。当日券で拝観してきました。

 

全体写真

f:id:sakush0:20180311223022j:plain

やっと。やっとの思いで日程が合い、見に行くことができました!

京都の桂離宮に行って参りましたのでチョロっと記事にしておきます。

 

が、建築的なことも書きたいけれど、知識よりは感覚を言葉にしてみることを目的として記述していきますね。

あとは、当日券でどのくらいの人がきてるのかもね。

自分が調べていた時に不透明だった部分を肌で感じたので、そこを埋められるようにしたいね笑

 

僕の行程

無事、寝坊をかました僕は新大阪のレムという駅直結のホテルに泊まっていました。

朝ごはんをタダで食べる暇もなく、電車に乗り込みました笑

 

新大阪→高槻→高槻市(阪急)→桂

と乗り換え、徒歩で向かう。

(京都駅から行く場合はそのまま桂駅目指せばいいと思うよ。)

 

はずだったんですが、道に迷って遅くなるのも嫌だったので、ここはとばかりにヘイ、タクシー!ものの5分くらいでつきました笑

 

9時35分

f:id:sakush0:20180311215002j:plain

9時35分でこのくらい並んでました。

つまりこの時間にくれば当日券、しかも一番早い13時30分の整理券をゲットできます!

 

 

当日券の利用

一応軽く仕組みについて書いておくと、11時に当日券の整理券の受付が始まり、

<13:30><14:30><15:30>の3つの時間のツアーのどれかを選ぶというものです。自分たちの交通手段や、それぞれの間の時間の過ごし方によって選ぶ時間も変わってくると思いますが、電車の人は13:30をお勧めします。

(ちなみに僕は13:30の整理券を獲得し、一旦駅に戻り、お昼ご飯を食べて、再び徒歩で向かいました。なぜ、わざわざ駅に戻ったのか。理由は後ほどわかるでしょう笑)

 

一つの整理券で、4人まで予約することができます。だからと言って、4人全員が並んでいないといけないかというとそうではなくて、一人だけでいいんです!!

なので、誰かが朝寝坊した!なんて時も安心ですね。(一人の人は頑張って走りましょう笑)

 

バカ重い荷物

f:id:sakush0:20180311215004j:plain

はい。こちらの写真が駅に戻った理由です。笑

カフェでパソコンを使いたいから、ロッカーにも置けない。

そもそも時間遅れたから急がないといけない。

タクシー使えばいっか!となりました笑

11時までは本を読んで時間を潰しましょう!

f:id:sakush0:20180311215006j:plain

11時近くになるとこのような人数確認のカードをもらいます。

人数と希望の時間を伝え、もらいましょう。

 

10時40分

f:id:sakush0:20180311215008j:plain

10時44分で自分の後ろにはこのくらいの人たちが。

ちなみに、この日は日曜日でした。

f:id:sakush0:20180311215010j:plain

犬の散歩コースの人もちらほら。

f:id:sakush0:20180311215011j:plain

さあ、いよいよ仮設テントの中の椅子に座り、名前と出身地を紙に記入します。

するとこのような引換券をもらうので、しっかり保管しましょう!

13:10から待合室でビデオを見てから行くので10分には戻ってくれば、万事オーケー。

 

僕はおっもいボストンバッグがあったので、一度駅へ退散。カフェに入り、時間を潰します。結構桂離宮周りにもカフェとか喫茶店があるので事前に調べて行くといいかもしれません!!

 

駅にカバンを置いて。散歩。

f:id:sakush0:20180311215021j:plain

心地良い風に吹かれ、電車の音に耳を傾けます。

 

 

さて、行きますか。写真オンパレード

いざ、桂離宮!!

f:id:sakush0:20180311215048j:plain

外の腰掛に座るとソテツが生い茂ります。対岸の景色を見せないように生やしているそうです。基本的に視覚的美。ピクチャレスク美を求めた庭園建築であることは押さえておくべき事項です。

 

f:id:sakush0:20180311215040j:plain

人がわちゃわちゃ。若い人はあまりいなかった。。

 

f:id:sakush0:20180311215101j:plain

いやーーー。無作為のような作為的庭園。茅葺入母屋の松琴亭がちらっと写ります。

 

f:id:sakush0:20180311215103j:plain

砂浜をイメージして作ったと言われる場所。小さな灯籠が岬を表しているそうです。

 

f:id:sakush0:20180311215105j:plain

左手に見えるのが天橋立を模したもの。どこが点と点で平面図に起こすとどう線になっているのか、見え隠れしているのか気になりますよね。。

まあ無理です笑

自由に写真を撮る時間も少ないし、基本的に景色がどんどん変わって行くものという認識で楽しむのがベストでしょう。

 

f:id:sakush0:20180311215117j:plain

そして重森三玲さんもデザインのモチーフにしているであろうと思われる青と白の格子模様!もっと色あせてなかったっけ。と思ったあなた。僕と同じですね〜。

 

2日前に塗り直したばっかりだそうです笑

20年に一度しか塗り直さないらしく、ちょうど塗り終わった後にきてしまった。。。

 

f:id:sakush0:20180311215123j:plain

少し丘を登る前の橋。人間が入るとスケールがわかりやすいのでいいですね。

基本的に桂離宮の橋は幅が狭く、結構危険度高めです。笑

 

f:id:sakush0:20180311215134j:plain

庭と池の境界線が曲線で設計されていますね。

計算していないようで自然に見せつつ、視線の変化を楽しませる工夫でしょう。

 

f:id:sakush0:20180311215137j:plain

雁行した飛び石。基本のレールを細かい石で敷き詰めて、飛び石を雁行させるという。

え、どこ踏めばいいの?って感じになる笑

 

f:id:sakush0:20180311215141j:plain

ここは菱形を同じリズムで構成し、再び、おってなります。笑

 

f:id:sakush0:20180311215147j:plain

金箔が小さな格子模様を切り裂く。6畳以上の空間を演出するためか、腰壁がかなり低く(30cmくらい)、障子の格子の間隔もかなり狭いですね。

 

f:id:sakush0:20180311215157j:plain

さあ、メインの建築群。古書院、なんたら、なんたら笑

調べればすぐわかるのでどうぞこちらをご覧ください。

桂離宮 - Wikipedia

 

f:id:sakush0:20180311215208j:plain

月見台。ここから月を鑑賞していたそうです。粋だね〜。

 

f:id:sakush0:20180311215227j:plain

樋を水の流れに逆らって見て行きましょう。

瓦を使って、花柄をデザイン。なんとまあ。

 

f:id:sakush0:20180311215229j:plain

東本願寺の壁の端のサンプリングかな。似たようなやつをバスの車窓から見た。

 

f:id:sakush0:20180311215231j:plain

樋にもこだわりが。竹ですね。自然材料でここまでできるんだぞと言ってますね〜。

 

f:id:sakush0:20180311215234j:plain

加工などせずにそのまま使ってあげるのが自然に対する尊重の態度ってもんでしょう!!とことん自然美を追求しています。

 

f:id:sakush0:20180311215235j:plain

ついついこういう取り合いが気になってしまうのです。色の組み合わせとかも結構好きだな〜。

 

 

てな感じで桂離宮終わりです。

季節によって見れる景色も違うだろうし、無料だし、とりあえず次秋にでも言って見たいですね。

 

紅葉を見に行こーよー笑