父と2人旅!
父親と2人で旅行に行ってきたので、そのことについてダラダラと書いていきたいと思います。3月24日と3月25日の1泊2日で、三重、奈良に行ってきました!
母親は仕事があって今回は一緒に行けませんでした。
僕の家系はもともと関西なので口数の多い人が多いのですが、父はそうではありません。かなり寡黙と言ったらいいでしょうか。気難しいってわけではないんですが、あまりしゃべりません。
僕の家は、父、母、僕、犬の4人家族です。
僕は大学、母は仕事、父は早期退職で現在職探し中です。
まだ60にもなってないのに退職って早いですよね。
あまり言いたくはないのですが今回書きたいことと少し関係してくるので書きました。
つまり3人の生活はバラバラ。集まって食事をする機会も減ってきた上に、揃った時もテレビの前で食事するので生産性のない会話ばかり。
正直僕はそれが楽しくないわけではないですが、でもやっぱり食卓を囲んで食事したいものです。
まあそれを変えたいなっていうのが今回の旅行のひとつの理由かな〜。
もうひとつはお金のこと。
自分の将来のこと。大学に通わせてもらっている費用。普段の生活費。
などなど普段話さないからこそ知らないことはたーくさん。
その辺を聞きたいなって思って旅行を提案しました。
父は快諾してくれて、母も聞きたいことちゃんと聞いてきなさいと送り出してくれました。
とまあこんな話ばっかりでもあれなので旅行で訪れた所を載せていきます。
訪れた所は登呂遺跡、伊勢神宮、春日大社、東大寺、法隆寺の5つです。
どれも古いものばっかり。
なぜこんな所を選んだかというと、『人類と建築の歴史』という藤森照信さんの本を読み、太陽信仰やら地母信仰に興味が出たからです。
僕は建築学科に通っていますが、正直勉強はしてなくてあんまり詳しくありません笑
興味のあることのみ勉強するという感じできたら服の方が完全に詳しくなっちまいました笑
でも自分でこういう本があったらなと思い調べ、自分で見つけた興味のもった本なのでこれは直接自分の目で見ておきたいと思い、これらの場所にしました。
余談ですがiPhoneを無くしたのはかなり自分にとっていいことだったかもしれません笑
それから本を読むようになったし、映画もたくさん見たし、知識をつけたい分野とかもはっきりしてきました。
あ、ちなみにこの本は建築の知識とか全くなくてもスラスラ読める本なのでオススメです!
今回は1日目の3月24日に回った登呂遺跡と伊勢神宮について書いてます。
1.登呂遺跡
竪穴式住居。高床式倉庫。
水田です。
カモちゃん。可愛いかった〜
これは祭殿。中で集会などが行われていたよう。
高床式になっていてハシゴをかけて登ります。
父の身長が173cm。
両端に斜めになった太い木が棟持柱(ムナモチバシラ)です。
棟木を支える木です。本来は神明造に使われる単語ですが、ここの説明にはそう書いてあったんでそうしておきます。
神明造は後に伊勢神宮の所でまた書いてます。
きたーーーー!!!
竪穴式住居!
これが家なんて今じゃ信じらんないよね。
ちなみに昔の人間の作るものってなんか丸いんだよね。
四角か丸かって感じ、平面的に考えやすいんだろうかね〜。
お次はなんの写真でしょうか〜?
中学の時に習いますな笑
正解は「ネズミ返し」です!
知ってる方も多いですね。教科書でよく見たあれですね。
米を保存するための倉庫を地面から離した上で下からもネズミが入れないようにする板のことです。
これは祭殿。再殿。笑
さあ竪穴式住居の中へ!
どんな日も朝9時から一般開放になってるみたいでーす。
この日は少し気温が低く寒かったのですが、掘られたこの住居はまあ少しですが暖かかったですよ〜。狩りから帰ってきたお父さんたちは嬉しかっただろうね。
って新石器時代だからもう牧畜農耕の時代か?ぎり狩りもしてたのかな。
次のはスケール感のよくわかる写真笑
僕は身長171cmです。
昔の人はもっと低かったのでしょうね。
この開口部じゃ僕でもそのままじゃ入りませんでしたwww
ちなみにコーディネートは
バラクータG9、セントジェームス、アバクロ、ct70です。
なんの変哲もないコーデでした。笑
バラクータ、ct70については熱く語っているのでどうぞ見て行って!
これはお米を脱穀する時に使った臼です。
椅子としても使ってたのかな。いいサイズ感だった!
すこしはなれて。
木。
川。
次はひとつだけ離れて存在していた住居。
長かなんかの家かな。
中も他のと違って横向きにも骨組みが!
圧巻やね。
これは博物館のなか。
近くには博物館と美術館があって、この日は美術館がお休みだったため博物館のみ。
博物館の2階は有料でした。
撮影禁止と書かれていると余計撮りたくなるやつ笑
銅鏡にはイノシシ、ネコ、トリなどが描かれています。
バケモノとして当時の人は認識していたのでしょうか。
明らかに怖く描かれてます笑
きた!金印!
かんのなのわのこくおう!
中学ん時頑張っておぼえたなぁ笑
屋上からの眺め。
お天気が悪く富士山が見えないのが残念でした。
こんな感じ!登呂遺跡!
弥生時代の集落、水田のあったところにいけて興奮ものでした。
当時の人たちの生活の様子が博物館でわかり、自分の肌でもそれを感じることができるといういい体験になりました。
百聞は一見にしかず。
100回人から聞くより、一回自分で見る方がよくわかる。
ほんとこの言葉通りでした。
2.伊勢神宮(外宮)
外宮はあまり写真を撮っていなかった😭
伊勢神宮には大きく分けて外宮、内宮とあり
外宮は豊受大神宮といい、食物、穀物を司る神がお祀りされています。
内宮は皇大神宮といい、皇室の御祖先の神である天照大御神がお祀りされています。
ここで建物、正宮の細かな相違点を。
外宮>>>折置組。鰹木が9本。千木が外削ぎと言って地面に垂直。
内宮>>>京呂組。鰹木は10本。千木が内削ぎで地面に平行。
こんな違いがあるんです!
これを僕は見たかった、なのに見れなかった。ちょっと萎えましたね笑
まあ撮った写真みてください笑
まずは外宮から。
僕は唯一神明造が近くで見れる!と思っていたのですが残念ながら撮影禁止の上御本殿のそばには行けず。ほんとありえないよ!笑
遠くから撮った鰹木がこれ!
9本ちゃんと確認した笑
鰹木はこっちに丸い断面が見えてる金色のね!
休憩所もあります〜
勾玉湖と狂言を行う舞台です。
透明感のあるいい空間でした。
ここで一休みして内宮にいきましょう!!
最後のこの一枚。パース!
の効いたいい写真笑
自己満でーす笑
3.伊勢神宮(内宮)
近くに赤福のお店があったので一休み。
食べかけでゴメンなさい笑
写真撮ってなかったーーーてやつです。
わかってください!
赤福はお餅をこしあんで包んだというか覆ったというか普通と逆の!
店内で食べるとお茶は無料ででてきます。
赤福3つで290円。安いね!
しかも美味しい!まあこの場所で食べたから美味しんだろうね〜笑
お土産やさんの通りを抜けて、、
いざ中へ。
これは宇治橋。
聖界と俗界との架け橋ともいわれるこの橋は、五十鈴川に架けられた全長101.8mの純日本風木造反り橋。
橋の両端にある鳥居はさっきちらっと言った棟持柱が使われています。
旧御正殿で使われていたやつです。
うん綺麗だ。
三重のお酒。
写真うまくないすか!?笑
さあ御本殿。
どうせ入れないんだろうな〜。
はい。入れなかったので記念撮影笑
父と僕。笑
この木はなんだろな〜
けっこう人がいたから人気のパワースポットか何かか?
杉の木。めっちゃ高かった!し太かった!
鯉。カープ。さあ広島は今年はどうなんでしょうね〜
三重ではすでに桜が咲いてました!
外宮も内宮も人はけっこうたくさんいましたね。
春休みってのもありますしね。
けっこう学生やカップルなど若い世代が多いように感じましたね。
料金はタダ。
駐車料金は内宮だけ500円かかりました。
見たかった唯一神明造はちゃんとは見れなかったけど予習して行って確認してという作業、自分は嫌いじゃなかったのでイギリス旅行にもそんな感じでいってやろうと思えました。
唯一神明造について
日本古来の建築様式を伝え、ヒノキの素木を用い、切り妻、平入りの高床式の穀倉の形式から宮殿形式に発展したものです。屋根は萱葺、柱は掘立などその姿は簡素にして直線的で、素木の美しさを最も輝かせる建築様式といえる。らしい!!!
参照です笑
引用です笑
長くなるので一旦ここまでにしておきましょうか。
いや最後にこの日のご飯だけ見て!
5000円の松坂牛!しゃぶしゃぶ!
むっちゃ美味しかったわ!
伊勢神宮からかなり近いしおいしいし、お店の雰囲気もいい感じなんで
ぜひ夜飯どうしよっかとなった場合はいってみて!!
食事をしながら、父のしていた仕事の話や、僕の将来の話。これからの仕事の話、今のテニスの話。バイトの話。たくさんおしゃべりすることができました。
僕の今の目標としてコミュニケーション能力のアップっていうのがあって、そういう話もしたり。なによりこれから家族3人揃った時はテレビの前ではなくて食卓で話しながら食べようって自分の口からちゃんと言えてよかった〜
車の中ではローンの話とかできたな〜。留学のこととか。
ちゃんと自分で全部用意して、お金だけしっかり出してもらえるようにがんばろう。
この1年けっこう大事だ。
つづく。。。